子供の歯磨きは、健康な口内を保つためにもとても大切なことです。
ですが子供は大人の思い通りに行動してくれるわけではないので、歯磨きをしていないうちに寝てしまうこともあります。

こんなとき起こしてでも磨かせるべきなのか、それとも朝起きたら磨くようにしたらいいのかと悩みませんか?
今回は夜に子供が歯磨き前に寝てしまったら、起こしてでもするべきかどうかについてまとめました。
目次
子供が寝てしまっても力を抜いて大丈夫

はじめての子供だと完璧にしなければいけない、という風に考えてしまう人もいますが少し力を抜いても大丈夫。
1日くらい歯を磨かないで寝てしまっても大丈夫、と思うことも大切です。私も同様に考えていて歯科医師に聞いてみたりもしました^^;
1日磨かないくらいで虫歯にならないそうですよ。
1日で虫歯はならず
1日磨かないだけですぐに虫歯になってしまうのではないか、と不安をもつ人も多くいます。
それは違います。
歯を磨かないと歯垢=プラーク形成され、歯が溶けていくのです。
最低1日1回セルフケアを怠らないこと、定期検診で虫歯になっていません。
虫歯にしないのは「歯磨き」する習慣
普段から歯みがきをきちんとしていれば、1日くらいは歯を磨かなくても虫歯にはなることはないことが分かりましたね。
子供が寝てしまった場合
翌朝起きたらしっかりと歯を磨くようにしても大丈夫。
もし子供がまだ赤ちゃんなどの場合は、ガーゼなどで歯を拭き取るという方法もあります。
赤ちゃんが前歯くらいしか生えていない場合、ガーゼで拭くだけでも十分にキレイになります。
奥歯は難しいので注意が必要です。
具合悪いときの歯磨きはどうする?
具合が悪くて起きることができないとき、どうすればいいのでしょうか。
歯を磨くことができないときでも食後に歯をガーゼで拭いてあげたり、水やお茶で口をすすがせるだけでも効果的です。
子供の場合、熱があるときはゼリーといった喉ごしがいい物を食べることが多いのではないでしょうか。
歯に汚れがこびりつくこと少なく、食後にお水やお茶で口内を漱ぐ方法だけでも効果的です。
ただし、水分補給のための飲料は注意が必要です。
熱があると脱水症状を引き起こさないために、スポーツドリンクなどを飲ませることもあると思います。糖分が多いので、必ずお水を飲むようしたり、元気になってきたらあまり飲ませすぎないように注意が必要です。
1日歯磨きしないこと嘆きよりも習慣化が重要
基本的に歯磨きは朝と夜の二回磨くだけで十分。
どうしても子供が眠ってしまったときや、起きることができない場合は1日くらい「歯磨きをしなくてもいい」と、考えて無理やり起こしたりしないように肩の力を抜いて取り組みましょう。
その代わり翌日はしっかりと歯磨きができているのか、親が口内をみて仕上げ磨きをしてあげます。
1日歯磨きしないことよりも、毎日歯磨きを習慣化させることが大切です。さらにお口の虫歯菌を減らすことができるとなお虫歯のリスクも抑えることに繋がるはずですよ。
うがいの必要がない歯磨き粉もありますよ。