クリニカキッズハミガキは子供用歯磨き粉でもド定番の歯磨き粉で、ミッキーとミニーがパッケージの歯磨き粉です。
クリニカキッズハミガキを調べると「フッ素濃度900ppm」のうがいが必要な歯磨き粉だと判断できました。

個人的にクリニカキッズハミガキは、歯磨きデビューに向いた歯磨き粉とは言えません。子供が辛いと感じたこともありますし。
歯磨きデビューや仕上げ磨きに!とメーカーページでも記載されているので、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
うがいがまだ上手にできないお子さんには、クリニカキッズハミガキよりもクリニカキッズジェルがオススメです。クリニカキッズジェルはこちらでまとめています。

子供はペーストよりもジェルが嫌がりにくいのはもちろん、歯全体に馴染みやすく、うがいも最低限で済むためです。
クリニカキッズハミガキのうがいの有無やフッ素濃度、何歳から使えるのか、クリニカキッズジェルとの違いもまとめました。
クリニカキッズハミガキはうがいが必要?何歳から使える?
クリニカキッズハミガキは3歳からというよりも、うがいができるようになってからがいいと判断し購入を見送りました。

個人的にNGです。クリニカキッズハミガキは清掃剤としてスクラブも配合されています。
次で詳しくまとめました。
クリニカキッズハミガキはうがいができるようになってから
クリニカキッズハミガキは定義するべく、使用年齢の目安は表示がありません。
ライオン公式ホームページに下記のような記載がありました。
ハミガキ剤は食べ物ではありませんから、飲み込まないように注意してあげてください。
最低限うがいのできる年齢は個人差もありますが、2~3歳くらいでしょうか。
クリニカキッズハミガキの成分やフッ素濃度をチェック
クリニカキッズハミガキの成分とは?
クリニカキッズハミガキは「フッ素+酵素」で虫歯を予防できる!とメーカーのホームページには書いています。
本当に安全なのでしょうか。
クリニカキッズハミガキの成分は下記の通りです。
湿潤剤・・・ソルビット液、グリセリン、PG/香味剤・・・香料(グレープタイプ)/キシリトール/粘結剤・・・CMC・Na/粘度調整剤・・・カラギーナン、ポリアクリル酸NapH調整剤・・・クエン酸Na、クエン酸薬用成分・・・フッ化ナトリウム(フッ素)安定剤・・・グリセリン脂肪酸エステル
クリニカキッズハミガキのフッ素濃度は?
クリニカキッズハミガキはメーカーページにもフッ素濃度の記載がありません。
クリニカキッズハミガキは小児歯磨き剤フッ化物配合に関する調査を参考にすれば、900ppm以上のフッ素濃度と判断できます。
クリニカキッズハミガキはフッ素が入っているので、医薬部外品の薬用歯磨き粉になっています。子供用歯磨き粉も基本的に大人用歯磨き粉と成分構成はほとんど変わりません。
フッ素濃度も1000ppm以上は6歳以下の注意記載はありますが、1000ppm以下のフッ素濃度は掲載指示はないそうです。
またフッ素濃度が1000ppm以上で500ppmごとに6%のう蝕予防効果が認められています。 ですから子供用歯磨き粉は、ハブラシに塗布できる歯磨き粉量も理解しておくのが親の努めですね。

クリニカキッズハミガキは子供用歯磨き粉成分が気になる親御さんには、お子さんの成長に合わせて選んで欲しいなというのが正直な感想です。
フッ素濃度の記載指示がなくてもメーカーページには書いておいてほしいなって思います。フッ素濃度は100pmからありますが、虫歯予防に適しているのは500ppm以上のフッ素濃度が必要と考えられています。
うがいの必要のない歯磨き粉は?

うがいが必要のない歯磨き粉は低発泡で研磨剤が入っていないジェルタイプです。
飲み込んでも体に影響がないと言われれているのが、フッ素濃度が500ppm考えられています。

ハブラシに歯磨き粉をどの程度つけるかによるので、結局は大人の責任。塗布量を調整する必要はあります。子供が好きなだけというわけにはいきません。
うがいが不要な歯磨きジェルについて紹介します。
クリニカキッズハミガキ同様、成分に気を配り飲み込んでも安全で、多くの子供の安全を気にしているお父さん、お母さんに人気のフッ素が配合されている低発泡タイプのジェルは下記です。
- クリニカキッズジェル
- テテオの歯磨きジェル
- ピジョン歯磨きジェル
が安全に使える500ppmフッ素歯磨き粉と言えます。

クリニカキッズハミガキ同様ですが、子供用歯磨き粉を選ぶ理由は親御さんの考えだと思うのですが、歯が生えたら歯磨き粉というのは正直違うと思っています。
クリニカキッズハミガキのようなペーストタイプは、子供が歯磨きを嫌がることもありました。

我が家の子供は低発泡のシュワシュワ感やスースーが嫌で歯磨きしなかったみたい。大人じゃほとんど気にならないんですけどね
発泡剤入りは歯磨きができている!という錯覚を起こしやすく虫歯を増やしてしまうことも。
ショック!アンパンマン歯磨き粉で歯磨きが悪夢に変わったに変わった記事も合わせて読んでみてほしいです。
クリニカキッズハミガキよりもクリニカキッズジェルがハミガキスタートにオススメ
間違いやすいですが、子供の歯磨きスタートに選ぶならクリニカキッズジェルです。
クリニカキッズジェルで検索しても、クリニカキッズハミガキが出てきたりと紛らわしい限りなので、比較表にして違いをまとめました。
クリニカキッズジェル | クリニカキッズハミガキ | |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
成分 | 食品使用成分 | ラウリル硫酸ナトリウムなど |
虫歯予防成分 | フッ素、キシリトール | フッ素、酵素 |
フッ素濃度 | 500ppm | 900ppm |
うがいの有無 | あり | あり |
フレーバー | いちご、グレープ | いちご、グレープ、ピーチ |
年齢 | うがいができるようになってから | うがいができるようになってから |
ハミガキデビュー | ![]() | ![]() |

クリニカキッズジェルは、食品成分で飲み込んでも心配が少ないのが魅力!
どうしても歯磨きデビューで使いたい場合は、ガーゼで拭き取るや口のすすぎの練習と合わせてみてはいかがでしょうか。
歯磨き粉は吐き出せるようになってから、年齢やお口の状態に合わせて選ぶべき商品。
苦味や辛味をハミガキのデビュー段階で感じると、歯磨き自体が嫌になる可能性もあるので注意が必要です。
まとめ
クリニカキッズハミガキをまとめると、
- 何歳から:3歳~もしくは口のすすぎができるようなったら
- フッ素濃度:900ppm以上
- 成分について:合成界面活性剤が入ってる

とにかくクリニカキッズハミガキは、飲み込まないと考えるべきだと思いました。
毎日使うものだからこそ、成分に目を向けるべきだと考えています。
歯磨き粉は子供の成長とともに、ステップアップして選ぶのが上手な歯磨き習慣を身に着ける最短距離です。
どうしても自宅のフッ素ケアが不安な時は、定期的に歯科医院の検診でフッ素塗布をしてもらうのがいいですよ。
歯磨き粉選びでお子さんが歯磨きが嫌いにならないよう様子を注意深く見守りましょう。